モバイルバッテリーの人気ブランドAnker。
他にもパソコン関係の周辺機器でコスパの良い製品を多くラインナップしています。
僕の使っているusb充電機器はほとんどがAnker製で、特に人気のシリーズがpower core fusionシリーズ。
今回は、そんなpower core fusion シリーズが久しぶりに新モデルが登場したので1ヶ月半使ってみました。
モバイルバッテリーや充電器の購入を検討している方にぜひ読んでいただきたいレビュー記事です。
Ankerって?
2009年創業の中国の会社です。
元googleの技術者さんが立ち上げたブランドということは比較的知られていますが、中国の会社というのが隠されがちな気もします。
おそらく中国系メーカーというだけで購買意欲が下がる人がいるからだとは思っています。
僕は製品の質が良ければ生産国はあまり気にしていないのでガンガン使っています。
日本のメーカーで面白いプロダクトがあればそちらを優先しています。
Ankerの充電器シリーズ
Ankerの充電器は大きく3つに別れていると思っています。
- モバイルバッテリー
- 充電器
- 両者のハイブリッド型
僕はAnker製では一般的なモバイルバッテリーは持っていません。
iPad用の充電として薄型で30wのハイパワーモデルのpower port atom Ⅲ slimを使っています。
それ以外の用途では、ハイブリッド型を2つ使って対応しています。
今回ご紹介するpower core fusion 10000は、そんなハイブリッド型の最新モデルです。
Anker power core fusion 10000
ユニクロのように名前でわかるのがankerの良さ。
fusionは日本語にすると融合。10000は容量を指していて、10,000mAh。
こう考えると他の商品との違いがわかるかもしれません。
一応詳しいスペックも載せておきます。
サイズ | 約82 × 82 × 35mm |
重さ | 約278g |
入力 | 100-240V 0.7A 50 – 60Hz |
出力 | USB-Aポート:5V=2.4A USB-Cポート:5V=3A / 9V=2.22A |
合計最大出力 | ・20W (USB-Cポート単体充電時) ・15W (2ポート同時充電時) |
対応機種 | スマートフォン – iPhone 12 / 12 mini / 12 Pro / 12 Pro Max / 11 / 11 Pro / 11 Pro Max / SE(第2世代) / XS / XS Max / XR / X / 8 / 8 Plus 他 – Galaxy S20 / S20+ / S20 Ultra / S10e / Note10 / Note10+ / S9 / S9+ / S8 / S8+ / Note 8 / Note 7 他 – Pixel 5 / 4 / 4a / 4 XL / 3 / 3 XL 他 – Nexus 6P / 7 他 タブレット端末 – iPad (第8世代) / iPad Air (第4世代) / iPad Pro (第4世代) / iPad mini (第5世代) 他 その他対応機種 – AirPods / AirPods Pro / Apple Watch 他 |
バッテリー容量 | 9700mAh |
パッケージ内容 | Anker PowerCore Fusion 10000、USB-A & USB-C ケーブル、トラベルポーチ、取扱説明書、18ヶ月保証 + 6ヶ月 (Anker会員登録後)、カスタマーサポート |
製品型番 | A1623113 (ブラック) |
僕が特におすすめなしたい3つのポイント
- 出力は20wと、iPadを充電するのに充分なパワー
- 10,000mAhの容量なので、満充電のiPhoneとiPadのどちらかが充電切れを起こしても余裕あり
- コンセント(プラグ)内蔵で、本体とUSBケーブルさえあればOK
コンセントプラグ一体型はいくつか商品がありますが、その中で20w出力と大容量10,000mAhを備えているのはこの製品以外ありません(2021.3.15時点)
10,000mAhが嬉しい
iPadは12.9インチのiPad proを除くとバッテリー容量が8,000mAhほど。
そしてiPhoneはiPhone12 pro maxを除くと3,000mAhほど。
つまり、このモバイルバッテリー1つで、iPadとiPhoneの2台をほぼ全開まで充電させることができます。
日常でiPhoneとiPadの充電が両方なくなるほどの酷使はまずありません。
あるとするなら
- 1日中iPadで動画を見る→モバイルバッテリーがあると便利なこともある
- iPadメインで仕事している→ずっと屋外で作業なんてことがない限りスリムな充電器を別に持っていった方が幸
- スマホを見ていてバッテリーがなくなる→スマホ依存度が高いからバッテリー買う前にスマホ見る時間を減らしましょう
iPadで動画を見るときはモバイルバッテリーがあると便利かもしれません。
家のベッドとか、ソファとか使う場所が比較的自由なのがiPadの魅力。
そのモバイル性を活かすにはモバイルバッテリーはあると便利だと感じています。
最大出力20wが嬉しい。
iPadの最大充電速度は僕が持っているiPad pro 11インチ(2020モデル)で30w。
今回購入したバッテリーは最大出力がusb-cポート単体使用時で20w。それ以外で15w。
純正の充電器はというと出力数18w。
usb-cポートで充電すると純正品超えのパワーということですね。
iPadを使いなが充電すると充電割合はあまり増えないものの、まずまずの電池もちになります。
usb-Aでの接続だと15wになるので、少し遅く感じるときもあります。
少し残念なポイント
充電スペック的には、充電の速度と容量は80100点満点中80点といったところ。
それに加えてコンセントプラグ付きということなので、万能型の充電ツールと思います。
ただ、2つ残念なポイントが…
- 大きくて重い→持ち運びが大変
- 2ポート使用時の最大出力が15w
良いとこどりの製品です。
これ1つで完結する便利さを考えるとサイズは仕方がないと思います。
わかっているもののの、旧型を使っていた僕からすると想像以上のサイズアップでした。
これが比較写真。体感してみないとわかりにくいと思いますが、二周りほど大きくなった印象を受けます。
また、サイズ感に比べれば可愛いものですが、2ポート使用時の出力が15wなのも少し残念。
僕はiPhoneとiPadの両方が同時に充電が減ることはありませんが、そうなってしまった時に少し困るかなと。
とはいえ、ハイパワー・大容量・コンセントプラグ付きという3つを兼ね備えている便利さが勝ると思います。
僕の使い方
最後に僕の使い方を紹介します。
僕は、職場のデスクに据え置き。これが最適解だと感じています。
このバッテリーは大きくて重いので、あまり持ち運びたいとは思いませんでした。
その代わり、これ1つ(+ケーブル)でだいたいなんとかなる便利性にメリットを感じていました。
その結果
- 自宅では据え置きの充電器を使う
- 使ったあとはコンセントに挿して本体を充電する
- 職場にはこの製品とusb-c→usb-cケーブル、usb-a→Lightningケーブルを常備しておく
- 職場でiPadの充電が必要になった時(自宅で充電を忘れていた。zoomで長時間会議をした。など)はこれを使う
- iPhoneの充電が少なかった時はこれを使う
という使い方をするようになりました。
営業職ではないし、ノマドワーカーでもないので外出先での長時間作業はほぼしません。
せいぜい取引先での打ち合わせでメモをとったり、ネットや資料を見せたりする程度。
最近はzoomミーティングが増えてきました。
さらっと出先でzoomをする時などは、iPad・iPhoneと筆記具とこのモバイルバッテリーを持ってでかけます。
万が一zoom中に落ちたりしたら失礼だし仕事も進みませんからね。
こうして、基本は据え置きとして使ったことでデメリットだった大きくて重たい問題のクリアに繋がりました。
そしてハイパワー・大容量・コンセントプラグ付きという3つのメリットだけが残りました。
使ってみて
オールインワン化粧水のような感じです。
とにかく楽。
ケーブルとコンセントさえあれば使いみちがたくさん見つかる。
エッジの効いたプロダクトではないものの、モバイルバッテリーとしてすべてが平均以上。
それ故に色んな人の「かゆいところに手が届く」プロダクトだと思います。
モバイルバッテリーとして使うのはもちろん、据え置きの充電器として使うのも有り。
僕のように職場(第二の拠点)でサブ機として使うのも可能。
コンセプトさえ理解すれば、あなたに合った使い方が見つかる。
そんなプロダクトでした。
今もバリバリ活躍中。
まだセールはないかもしれませんが、僕は買ってよかった製品だと思っています。
皆さんの参考になれば幸いです。
それでは失礼します。
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